頭寒足熱ってそもそもなに?!本当に睡眠に効果あるの??どういう仕組み?方法は??
皆さん頭寒足熱という言葉を聞いたことありますか?
実は若い人は結構知らないこの言葉ですが、とても健康にいいと言われているのです。
特に寝るときに効果的と言われているのですが、実際はどうなんでしょうか。。。
今回はこの頭寒足熱について掘り下げていきたいと思います!
頭寒足熱は本当に睡眠に効果あるの??どういう仕組み?方法は??
・そもそも頭寒足熱とは??
・期待される効果
・どのように行うのがベストなの??
そもそも頭寒足熱とは??
読んで字のごとく「頭を寒くして足は温めなさい」という意味です。
すると健康に良いと言われているもので、皆さんも何となく感覚で、足先が冷えていたらブランケットをかけたり、健康のために半身浴をしますよね?
要はそうゆうことなんです。
足は第二の臓器と呼ばれることもあるくらい大切なものなので、下半身の温度が下がっていると、身体機能が低下してしまい、あまり体に良くないということなんです。
つまり心臓より遠い下半身、特に足先が冷えている(血流が悪い)とその分、脳が心臓に血液を運ぶように命令をだしてしまい結局、体自体にストレスや負担をかけてしまいます。
頭の方は冷たくしなければというわけではありません。
下半身を温かくすることで、体温バランスをとってくださいということなんです。心臓に余計な負担をかけるなということですね。
逆に頭を温めてしまうと脳が、体全体が熱いと勘違いをしてしまい、体温を下げようとして体全体の体温が低下しがちです。半身浴がオススメされるのはこのためですね。
期待される効果
前述したとおり、下半身を温めることによって心臓の負担を減らせます。
これは太ももの筋肉が熱によって柔らかくなり、まるでポンプのように心臓から来た血液を、足先に流す手伝いをしてくれているのです。
実は太ももの筋肉はとても大切で、この筋肉を活性化するとさまざまなメリットがあります。
体の筋肉の中で、かなり大きい筋肉の太ももは筋トレをしたり、温めることによって、他の小さい筋肉を鍛えたりするより、体の代謝を劇的に上げてくれるのです。
一方女性は、なかなか筋肉が付きにくかったりするので代謝が上がらず、冷え性の方が多いと言えます。
なので温めるなら「太ももから」がお勧めです!
そして下半身を温めるとリラックスできるということも大きく期待できることの一つです。
人間は下半身を温めると副交感神経に訴えかけることができて気持ちを落ち着かせることができます。
これが睡眠に大きくかかわってくる部分です。
つまり以下の3点
・心臓の負担を減らして健康な体を維持できる
・代謝をあげることでダイエット効果
・リラックスできる |
が主に頭寒足熱に期待できる効果といえます。
どのように行うのがベストなの??
ではどのようにすればいいかですが、日中でいえば、まず足元を冷やさない努力が必要になります。
長時間同じ姿勢で座らず、一時間に一回は椅子から立ち上がって血流をよくする。
または筋トレや体温を上げくれる食べ物で、体温低下を防ぐ等の好きなやり方で結構です。
頭寒足熱を意識するなら、太ももから温めることを心がけて、半身浴や、コタツで温まるのが一番よいでしょう。
オフィスなどで仕事している方は、なるべく冷えていなくても足元にブランケット等をかけてください。
また、半身浴でいえばあまり高温なお湯には入らないことです。
逆に体に負担をかけてしまい逆効果になりかねません。
本題の睡眠に関して言えば、頭寒足熱を意識するならきちんと半身浴等で温まることです。
ワンポイントアドバイスとしてはお風呂から出る前に足に冷たい水をサッとかけてあげると、お風呂から上がっても下半身を冷やさないで入眠できるのでぜひお試しください。