電磁波と睡眠の関係性。意外と身近にある電磁波を出す製品とその影響とは?
今現在、私たちは色々な電化製品に囲まれていて日々その囲まれた空間で生活をしています。
家のなかは見えないだけで電磁波、電波でいっぱいです。壁の中のコンセントの配線でさえ電磁波を放っていると言われています。
そして問題なのは、この電磁波が私たちの知らないところで悪い影響をもたらしているということです。
電磁波と睡眠の関係性。現代に潜む見えない睡眠妨害の罠とは?
・そもそも電磁波とは
・電磁波が睡眠に与える影響
・電磁波過敏症ってなに?
・どんな種類の電化製品が電磁波を出すのか
・電磁波の影響を減らすための対処法
そもそも電磁波とは
電磁波って何かと言うと、「目に見えない電気の波」のみたいなものです。
例えば携帯やスマホを使うときの、電波を創造してもらえるとわかりやすいと思います。
電磁波が発生すると、電界(静電気などのプラスとマイナスが存在する空間)と、
磁界(磁石のようなN極とS極が存在する空間)を作りながら進んでいきます。
主に電化製品を使うときにこの電磁波が生み出されますが、前述した通り携帯などで拾う電波も電磁波の一部なので、私たちは電磁波に常に囲まれていることになります。
電磁波が睡眠に与える影響とは!?
そしてこの目に見えない電気の波は私たちの健康を害する可能性があるんです!
実際は人体にそれほど影響はないとされている一方で、一定の条件(後述します)を満たしてしまうと症状が出てしまうケースがあります。
特に気を付けたいのは寝室です。
寝室は一日の3分の1を寝て過ごす場所で、この空間に電磁波が集まってしまうと寝ている間中ずっと電磁波にさらされることになります。
寝室に過度に家電やWi-Fiのモデム等を置くことは避けるべきです。
主な症状としては
・頭痛・吐き気などの諸症状。
・メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を妨げ不眠症を引き起こす。
・頭痛や子供の発育にまで悪い影響を及ぼす。
・家電の種類によっては胎児に悪影響がでる可能性もある。
→妊娠中の方は電子レンジの多用でお腹の中の赤ちゃんにまで悪い影響を与えてしまうと言われています。
人によっては電磁波過敏症を発症してしまう方もいらっしゃるようです。
電磁波過敏症とは
電磁波過敏症は電磁波に過剰反応してまう人。また、電磁波によって生活に支障をきたすほどの影響を受けてしまう人のことを指します。
電磁波による上記の吐き気や頭痛に加えて、視力低下やだるさ、呼吸困難等を引き起こします。
電磁波過敏症になりやすい条件とは??
この電磁波過敏症も含め、諸症状が発症しやすい環境というものが存在します。
皆さん学校で習った「波の干渉」を覚えているでしょうか?
複数の波が重なり合うとその効果が強まったり弱まったりする現象です。
もちろん電磁波も波なので波の干渉が起こり、電磁波が強く作用するところがあります。そこが寝室であったときには要注意!!寝ている間、長時間にわたり強い電磁波をあびてしまい、発症してしまうケースがあります。
どんな種類の電化製品があるか
パソコン
電気毛布
ホットカーペット
床暖房
ゲーム機
エアコン
テレビや周辺機器
冷蔵庫
洗濯機
IHクッキングヒーター
電子レンジ
炊飯器等の一般的な家電があげられます。
特に電子レンジは強い電磁波を出すと言われているので注意しましょう。
電磁波の影響を減らすためには
では電磁波の影響を減らすにはどうすればいいのか。それは電磁波を発する「機器との距離」にあります。
ご想像できる通り電気製品が遠くにあるほど電磁波の影響が弱まります。
なので極力寝るときは、枕元でスマホ等の充電をしないこと。また、パソコンの電源はなるべく切ること。
そしてコタツやリビング(家電に囲まれているところ)で寝るのではなく、寝室で寝るように心がけましょう。
他にも電磁波を防ぐ布団の様なものも売っているので試してみてもいいかもしれませんね。