寝汗がひどくて寝れない人は病気の危険性あり?!原因と解決策まとめ!
皆さん寝汗はどれくらいかかれますか?
誰でもコップ1杯くらいの汗は寝るときかいていますが、寝汗で悩んでいる方は多く、服がびちゃびちゃになって起きること方もいらっしゃいます。
しかし実は病気などが原因で寝汗をかいている可能性があります。
今回はその寝汗について詳しく掘り下げていき、考えられる病気とその対処法、また単なる汗かきの人への対策をシェアしていきます。
寝汗がひどくて寝れない人は病気の危険性あり?!原因と解決策まとめ!
・そもそも汗とは??
・寝汗はなぜかくのか<寝汗の原因と役割>
・寝汗に潜む怖い病気
・寝汗を解消するためには
そもそも汗とは??
まず汗の種類には色々ありますよね。
例えば冷や汗や緊張の時に出る汗、寝汗もそうですし、暑い時に出る一般的な汗など、思いつくだけでもたくさんあります。
そうなんです、大前提として人は不快感を感じると汗をかく傾向があります。
例えば暑い時にかく汗は、暑さでの体温の不快感を発汗という方法で体外に熱を放出し和らげているのです。
汗にはこのようにきちんとした役割があります。
では一方、寝汗はどうでしょうか?単に暑いから汗を出しているのでしょうか??
寝汗はなぜかくのか<原因と寝汗の役割>
まず寝汗をかく理由について説明させてください。
前述した通り、普段でも私たちはコップ1杯くらいの寝汗をかいていると言われています。
汗をかく=熱を放出して体温を下げる
ということなので、人間は寝るときに無意識に体温を下げようとしている傾向があります。
これはどうゆうことかというと、私たちの脳は体温が低下したときに、眠気を感じるようにできているからなのです。
つまり夜になると、人間は自然と体温を下げようとしているんですね。
逆に言うと、効果的に体温を下げることが出来れば、入眠が楽になります。
ここでマストなのが夜に入浴することです。
入浴することで体温を上昇させることが出来れば、お風呂から出た時に体温は下がるしかありませんよね。
できるだけ毎晩の入浴を心がけましょう。
そして気を付けなければいけないのは、大量の汗です。
そしてその原因は「入眠のための体温調整」だけではないということです。
実はいくつかの病気がその大量の寝汗を引き起しているのかもしれないのです。
寝汗に潜む怖い病気
大量の寝汗には注意が必要な場合があります。
・肺結核
これは慢性的な咳が付きまとうので、咳と寝汗がひどい人は要注意です。
微熱も出てくるので、これらの症状が重なったら一度病院で検査した方がいいでしょう。
・白血病
激しい寝汗を伴います。
この病気のサインは見逃してはいけません。
白血病の場合、このひどい寝汗は初期症状として現れることが多いので、むしろこの段階で病気に気づけたら幸いだといえます。
・バセドウ病
ホルモンの分泌が過剰になってしまう病気です。
そのため常に汗をかいている状態になり、夜寝るときだけではなく、何もしていない日中も汗をかいてしまいます。
代表的な病気としては上記があげられます。
しかし大量の寝汗のほとんどのケースは風邪の治り始めや、ストレス過多にあるとされています。
いずれにしても大きな病気は、疑ってかかるに越したことはないので、原因がストレスや風邪かもしれないと思っても、時間のある時に医師にかかることをお勧めします。
寝汗を解消するためには
寝汗を解消するには、その原因を探ることから始めましょう。
病気が原因かもと、寝汗以外の症状で心当たりがある方は、病院に行ってその病気自体を治すことに努めましょう。
ストレスのせいかもしれないと思う方(普段の生活や、仕事に追われている方)は、なるべく自分の為に時間を作ってあげることが大切です。
しかし、これが一番難難しいことでもあります。リラックスの仕方は人それぞれです。焦らずゆっくりと生活していきましょう。
そしてただ単に寝汗が気になる人は、まず部屋の温度と湿度に注意しましょう。
特に部屋が暑いと、寝ている時にそれだけ体温を、逃がしてやらなければいけなくなるので、必然的に汗の量は増えることになります。
しかし寝汗がひどいからと言って、寝る前の水分補給を断つのはやめてください。
普段でも寝ている間にコップ一杯の汗がでるということは、脱水症状の危険があるだけではなく、体の乾燥が早まり、肌トラブルの原因にもなりかねません。
飲みすぎは頻尿の原因となり、良くないですが、適度に水分補給して寝ることは大切だと言えます。