夢を見ているときは睡眠が浅いって本当??悪夢はなぜ見るの??ストレスが原因?実はレム睡眠とノンレム睡眠のが関係していた!
「夢を見ているときは、睡眠が浅くて疲れているときだ」というのを皆さん一度は聞いたことがあると思います。
ちなみに私はたまに夢を見ます。
特に疲れているときは恐竜に追いかけられる夢や、犯罪者に追われている夢、かなり高いところからジャンプする夢など、ひどいものばかりです。
しかし夢と睡眠の質、現在の精神状態は関係あるのでしょうか?調べてみることにしました。
夢を見ているときは睡眠が浅いって本当??
・夢を見るタイミング
・ストレスが夢を悪夢にする??
・夢に影響されるのを防ぐためには
・夢を見るタイミング
夢は睡眠が浅い時に見る傾向があります。
しかし睡眠が浅い時(レム睡眠)は毎回寝るときには誰にもやって来るのです。
基本的に睡眠中は深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返しており、その周期は1時間半といわれています。
ちなみにレム睡眠時は日中と同じく、脳が活動しており実際に眼球がまぶたの裏で動いています。
これはレム睡眠の語源のREM=「rapid eye movement」=「素早い目の動き」にもなっています。
しかし疲れやホルモンの乱れから、この周期の中の「浅い睡眠」の割合が多くなってしまい、結果として夢を覚えているということに繋がるのです。
脳が活動している時間が多いほど、夢を記憶する量が多いのは当たり前ですよね。
逆に規則正しい生活をおくっていて熟睡している人でも、もちろん夢を見ますが、単に浅い眠り(脳が活動している時)の時間が少ないので覚えていないのです。
しかし一概に、疲れている=夢を覚えているではないことに注意してください。
眠りが浅いタイミングで起きてしまうと、どんなに快眠していたとしても、夢を覚えている可能性があります。
ですので、2~5日ほど続けて夢を覚えている人は注意が必要です。レム睡眠の割合が増えている可能性があります。
・ストレスが夢を悪夢にする?
夢はストレスや願望を色濃く反映する傾向があります。
まずストレスは精神的にダメージを与えもちろん私たちのホルモンバランスにも影響を与えます。
またこれは睡眠の質にも影響を与えること、つまりレム睡眠(浅い睡眠)の割合を大きくしてしまいます。
そして「夢」とは無意識のうちに自分に起こったことや関心、願望、ストレスを具現化します。
これらはレム睡眠中(浅い睡眠中)に頭の中で抽象的に表れます。
これは「寝ている間に自分の頭の中を整理している」というとです。
人間は寝ている間に脳を休め記憶の定着や整理をしていて、その日に起こったことや潜在的に覚えていることを整理しています。
特に精神的に負荷がかかるストレスな出来事は、潜在意識の中で自分の「印象深いイメージ」として形成し、夢として覚えているのです。
ストレスを多く抱える人はその分悪夢を見る可能性が高いので疲れている時ほど、快眠できるように心がけましょう。
・夢に影響されるのを防ぐためには
夢に影響され目覚めの悪い朝を迎えるのをさけるためにはいかに浅い睡眠を減らして、深い睡眠を増やすかです。
そのためには精神的にリラックスした状態で生活するように心がけなければいけません。
それに前述した通り無意識下での記憶もレム睡眠(浅い睡眠)の際に呼び起される可能性があります。
ですのでなるべく寝る前には悲しいニュースや、刺激の強いことを聞いたり見たりしないようにして、最近疲れていると感じるときは趣味に打ち込んだりして、ストレスをためないように心がけましょう。